読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

やっちゃえ先生ブログ

民間企業→中高一貫校→高校に勤める教員が「やっちゃえ!」をモットーに奮闘中。教員向けの実践ネタも!

授業開始!「質問づくり」と「大福帳」!

f:id:Yacchae:20170411200929p:image

 ついに新天地での授業開始です!

またもや「新人」としてのスタートは、多少できなくても大目に見てもらえるので、ラッキーです。が、経験者としての手腕も問われています。教員である以上、必ず授業で勝負します。

退勤途中なので手短になりますが、今年度の授業で行う実践を先に掲げておきます!(自分を追い込むスタイル)

 

◯質問づくり

昨年度から本格的に稼働させている質問づくりでの学び。今年もやります。

1年間やりきれたこと、また生徒からも肯定的なフィードバックをもらえたこと、が今後も続けていこう!と思えている要因。

もっとも、1番の要因は教員である私が、「質問づくり」の威力を感じているから、なのですが。笑

たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」

たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」

 

 昨年度の実践は、外部の研究会に出しても恥ずかしくない報告書もできました。

ここでもまた実践編を書き残したいと思います!

ちなみに、その実践編を簡略化して思考実験的に紹介したのが、こちらの記事。

yacchaesensei.hatenablog.com 

また、「質問づくり」の実践をされている先生がいたら、是非授業を拝見したいです!

 

◯大福帳

決めました。大福帳に。振り返りジャーナルと昨日まで迷い、やるかやらないかも迷っていました。

大きな理由としては週2単位の授業で質問づくりや、他の手法も入れつつそこまで時間を割くか、という懸念でした。

が、やはり何事もやって見なければ分かりません。こんなに素晴らしい先人の実践があるのだから! 

yacchaesensei.hatenablog.com

いうことで、やります。やっちゃえ先生なので、やってみないと、です。

 

◯また報告します!

このブログいいよ!と言ってもらえるような、教育現場を支える先生方の力に少しでもなれたら、というのはおこがましいか。

 

とはいえ、

どんな実践も、方法ありきではなく、
生徒ありき。目的ありき。そこを見誤らぬやう!

高校教員が行うべき次世代の「評価」とは?〜カリキュラムマネジメントを具体化する〜

f:id:Yacchae:20170405204234p:plain

新年度、いろいろな準備に追われる毎日ですが、私も職場が変わったといえ、やるべきことは変わりません。特に、今だからこそできるのは、中長期視点での授業の準備です。

私の師は常に「教員は授業で勝負する。

しかし、1度の授業で勝負はするな。

1回で燃え尽きる授業設計はプロではない。

ということをおっしゃっていました。だからこそ、喫緊の授業準備ではなく、学期スパンで授業設計をすることが今は重要です。

 

◯まず考えるべきこと

学期スパンで授業設計をするときにまず考えるべきこと。

それは、「評価」だと考えます。

これについては以前記事にも書きましたが、『学び合い』の提唱で有名な西川先生も著書で何度も主張されています。

ビジネスに比べ、教育というのは、目的的に作用しにくいものです。

だから、「ねらい」通りの力が身につくとは限りません。

ですが、それが「評価」をないがしろにしていいことにはなりません。

試験に出す内容は、授業前に決めろ、というもの。「目標と評価を決めてから、それを実現するための授業を考えるべき」であり、そのことを甘く考えている教員が多いと書かれています。

yacchaesensei.hatenablog.com

 

もちろん「知識・理解」は重要です。そのために定期試験があります。

がそれだけの「評価」では不十分ではないか、と考えています。

 

◯21世紀の「評価観」とは?

その根拠として、文科省の資料をみてみると、2012年時点でこのような「学習評価観」が示されています。

2つ目の「指導と評価の一体化」や

3つ目の「実現状況を評価する」「目標に準拠した評価」「観点別学習状況の評価」

という言葉に、その「評価観」があらわれています。

※この資料、高校のものなのですが、「観点別」が入っています。高等学校の評価における観点別評価導入が言われていますが、この頃からもう言われているんですね。

f:id:Yacchae:20170405210659p:plain

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/047/siryo/__icsFiles/afieldfile/2012/11/08/1327675_03.pdf

さらにいえば、2016年にはこのような評価体系図が引用され示されています。

この図で言うと、従来の「定期試験」は左上〜左中央あたりに位置します。

f:id:Yacchae:20170405211156p:plain

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/061/siryo/__icsFiles/afieldfile/2016/02/01/1366444_6_2.pdf

この表で言うなら、左下の

ポートフォリオ評価

パフォーマンス評価

を高等学校がきちんと取り入れていかなければなりません。

具体的に言うと、例えばですが、

・毎回の授業のコメントシート=10%

・授業内の記述課題=20%

・授業内でのプレゼン、ディベート=20%

・定期試験=50%

のような形で、評価を「設計」するということです。

まさに、こういう評価のあり方が、「カリキュラム・マネジメント」の「評価・改善」にあたると私は認識しています。

各学校には、学習指導要領等を受け止めつつ、子供たちの姿や地域の実情等を踏まえて、各学校が設定する教育目標を実現するために、学習指導要領等に基づきどのような教育課程を編成し、どのようにそれを実施・評価し改善していくのかという「カリキュラム・マネジメント」の確立が求められる。

4.学習指導要領等の理念を実現するために必要な方策:文部科学省 

そして、教員がそれに取り組むことは、至極当然のことだと思います。新しい環境ですが、やるべきことを見失わず進みたいと思います。

今年度は授業で大福帳をやってみたい。〜twitterで大福帳ってできないの?〜

f:id:Yacchae:20170404210724p:plain

明日からまた「新人」としてデビューするわけですが、

いきなり結構重たい授業を持たせていただくことになり、猛烈なプレッシャーで思考がまとまらず、引っ越しの段ボールを解体する単純作業だけがはかどっています

どうもこんばんは。記事のポイントを最初に言っておきますが、授業の振り返りをどういう形でさせるか、です。具体的に言えば、大福帳や振り返りジャーナルをどう実践するか、ということです。 

本当に言いたいのはドラゴンズが弱すぎて切ないということ。

 

◯大福帳・振り返りジャーナルの参考記事

大福帳を使用されている先生の運用まとめ。

s-locarno.hatenablog.com

askoma.info

振り返りジャーナルを使用されている先生の運用まとめ

manabito.hateblo.jp

先生方の記事が大変参考になりました。ありがとうございます。

ねらいやメリットはこちらの記事で十分説明されているため、ぜひ興味のある方はご覧ください。実際に使われている先生が、自分なりに改良を加えている軌跡をみられることは本当にありがたいです!

 

ここで考えたいのは、

◯大福帳の導入の最大のリスク!

ズバリ、「時間がかかる」ということです。

先に紹介した記事から引用しましょう。

一方のマイナス面。第一にとにかく時間がかかる。ざっと、これまでの予習時間に加えて平日一日1時間プラスされる感じ(「大福帳通信」を書く時間を含める)。最初はこれくらいなんとかなりそうだなと思っていたけど、忙しい6月になるとけっこうしんどい。福井の渡邊さんみたいに「教師からのコメントはなし」って割り切る方法もあるかなと思う。

大福帳、一学期の使い方まとめと感想 | あすこまっ!

1クラス40人の授業で毎回5分で書かせ、それを確認する(目を通し、ハンコを押す)だけでも「平日一日1時間プラス」されることは容易に想像できます。

しかも、それだけでなく、教員の性といったら失礼かもしれませんが、こういうことになってくるのも、想像できます。

実際のところ、大福帳を導入してしばらくは、生徒の意欲を引き出すためにも、かなり丁寧にコメントをつけるようにしています。

また、アンダーラインを引いたり、「?」や「GOOD」と書くようなことは、結局、全員に対して毎回やっているような気がします。

もっというならば…結局、自分が楽しくなって、生徒全員に対してコメントを書いてしまっているのですが、現実は(笑)

振り返りに便利な「大福帳」その3 - ならずものになろう

私も大福帳ではありませんが、似たような形式で書かせてはきたので、こういう先生の現実をみると「そうなるよなあ」と思います。

つまり、「平日一日1時間プラス」+「α」の時間がかかります。

この+「α」の時間がどうなるか、です。

私の性格的にはコメントしてしまいがちなので、自分で自分を激務に追い込むスタイルに陥るのがみえます。笑

 

しかも今年度私がもつクラス数(コマ数ではなく)を考えると、ちょっとめまいがしました。

 

◯どうやってこのリスクに立ち向かうか?

上記の記事の先生のこの言葉がヒントになりました。

子どもたちはTwitterをかなりやっているので「ツイートするくらいの文字数なら頑張れるよね」と意地悪なことを言ってみたりもする

振り返りに便利な「大福帳」その1 - ならずものになろう

ん?そしたら、生徒にTwitterで書かせてみたらいいんじゃない?

Twitter

生徒に授業専用のアカウントを作ってもらう。(アカウント名は自由だが、何らかの形で全員のアカウントがわかるようにしておく。)

ハッシュタグを指定してor教員アカウントに返信する形で、 授業の最後に全員でスマホなりタブレットなりから各人が1ツイートする。

教員は、そのハッシュタグで検索して出てきたor教員アカウントに返信された今日の振り返りを読み、「いいね!」をつけることで確認とする。

コメントが必要なものは、返信機能でコメントをつける。

 

ちょっと無茶ですかね?笑

教育現場の固さ的にはどう考えても無理でしょ!という試みだと思いますが、書いたものを「めくる」とか、「検印する」という工程は、業務フローとしてはとても時間対効果の薄い、無駄なものに思えてしまいます。

(こういうところはコンサル業務で鍛えられたけど、教育現場では「情のない先生」扱いされないか心配)

ともあれ、大福帳はやってみよう。(まずはノート型ですかね…)