やっちゃえ先生探究記

生徒の力が引き出される「学習者中心の学び」をデザインしたい教員です。地道な形成的評価を大切に。

「ハイになる」は若者の特権?+授業の目的は何だ!

Purpose

学校にいると、11月は師走より忙しい感覚なのは私だけでしょうか…いろいろな仕事が11月は山積し、今日は21時頃まで仕事をしていました(良くない)。

 

◯「ハイになる」は若者の特権?

ここで言う、「ハイになる」はもちろん薬物とかではなく、「ランナーズ・ハイ」や「クライマーズ・ハイ」と同じ「ハイ」。

つらいことも含め「一定時間負荷をかけ続けていると、負荷を感じなくなる」ことです。仕事においてもその「ハイ」って来ますよね…?

 

私がぼそっと、「21時超えると、一周してハイになりますよね〜まだ行けるなって思っちゃう」と言うと、周りの先輩方が、「え〜〜もうその感覚はもてないよ〜」とおっしゃっていました。

別のベテランの先生によれば、年を取ると、「ぷすぷすと音を立てて脳が思考をおそろかにしていることがわかる」らしいのですが、本当に?(笑)

 

※ちなみに検索すると、「ワーキングハイ」なんて言葉が登場している!

ランナーズハイならぬワーキングハイ!? 忙しすぎてやってしまった珍行動7選|「マイナビウーマン」

まあでも、「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言いますし、たまには「ハイ」になるまでやるのもアリかな。と思います。もちろん、生産性が重要ですが。

 

あれ、まだ少ししか書いてないのに、もう「脳がぷすぷすと音を立てて思考をおそろかにしている」ような気がします…。てことで最後に一つだけ今日の振り返り。

 

◯この授業でつけさせたい力は何だ?

ちょうど今高校生の授業では、生徒たちに模擬起業?をさせ、立ち上げた会社のビジネスアイディアを競うプレゼンをさせているのですが、こういう授業をすると、「何となく楽しい」「学んだ気になる」のが怖いなあと再確認。

・この時間で、こうなってほしい。

・こういう力をみにつけるために、これをする。

という「目的から授業を設計する」ことをきちんとやらなきゃなあと思います。

それ即ち、カリキュラム・マネジメントの基本原則だと思います。

→詳しくは 学習指導要領等の理念を実現するために必要な方策:文部科学省

 

毎時間はしんどいのだけど、それで働くプロである以上(そういう意識をもっていたいし、教育というのはそんなに易しいものではない)、そこはこだわらなければいけない。

生徒にすぐ浸透しなくても、嫌がられても、この力を鍛えたいんだ、なぜなら◯◯だからだ。という目的を明日もう一度見直して授業に臨もうと思いました。

 

とりあえず、明日頑張れば、一旦中休み!がんばろう!